つれづれ想(琴は静かに)
2013年06月22日 09:59
琴は静かに
八木重吉の妻が書いた本を読んだ「琴は静かに」(吉野登美子)
重吉の信仰心の深さ すさまじいとさえ感じたが 妻を恋うる心の
あけっぴろげの少々幼いほどの愛が戸惑いに感じた。
重吉の母の名前が「ツタ」であったことがなんだか親しみを覚え
重吉の母の心を推し量った
もう一冊静岡の詩人で今は亡き「諸田政一」さんの娘さんの「諸田玲子」の
時代小説を敬遠して、「希以て子」と「木もれ陽の街で」を読んだ
知った人の小説を読むのはいい。